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まだ銀行で消耗してるの?金利で見る"資産運用"のススメ③ | MAMAPLUSマネー

まだ銀行で消耗してるの?金利で見る”資産運用”のススメ③

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融資型クラウドファンディングって何?

さてさて、前回の記事で「融資型クラウドファンディング」について「最も勝率の高い資産運用」と説明しました。
しかし一般的に融資型クラウドファンディングを「資産運用」という捉え方をしている方は、そもそもほとんどいません。
なぜなら、株やFXのような万馬券的な儲け方は絶対に起きませんし、平均的に得られる利益配当もそれらより圧倒的に少ないのです。

融資型クラウドファンディングとは、「企業に資金を提供して、事業が成功したら資金的な見返りを求める」もの。
そして、ここでいう事業の中には”コインランドリーの設備投資”から”太陽光発電所の建設”、はたまた”発展途上国の経済支援”など規模も種類も実に様々。
集めたい金額は数百万円から、多いもので数十億程度。集まったら事業がスタートし、数ヶ月を経て利回りに応じた利息を乗せて返ってきます。


※画像は日本クラウド証券株式会社の”クラウドバンク”より

それぞれの融資先によって、目標金額と応募人数、利回りが設定されていますが、なるべく規模の大きい事業を選んだほうが良いです。
ちなみに、目標金額に達しなかった場合には原則として「不成立」となり掛け金は全額返ってきます。
上記の画像を例に取ると、利回りは7.2%に設定されていますね。これは年利ですので、運用期間の9ヶ月と照らすと運用益は5.4%となります。
仮に100万円をこれに”融資”して、取引が成立した場合、目標利回りの通りなら9ヶ月後に1,054,000円になって返ってくるということになります。

ちなみに、前回の記事で「最大だと掛け金全額が失われることがある」と言いましたが、その可能性があるのは「融資先の会社が倒産などで支払い能力を失ったとき」です。
先ほど、なるべく規模の大きいものを選んだほうが良いといったのはこの数少ないリスク要素を極力減らすためです。

資産運用、知っていれば怖くない!

融資型クラウドファンディングは低リスクで安定した、資産運用の一つのかたちです。
2015年に商法の規制緩和が行われてから産まれたものなので、多くの方はまだ知らないと思います。

先に述べた銀行の低すぎる金利を比較の対象とするなら、圧倒的に高金利な「お金の預け先」であるといえませんか?
すくなくとも筆者は「銀行に預けるよりは遥かにおトク」と考えています。
資産運用という単語から、FXや株などのハイリスクなものを連想する方が多いでしょうが、これなら「利回りの良い貯蓄」としてとらえることもできるのではないでしょうか。

何よりおすすめできるのは、「放っておいていい」こと!これに尽きます。
上がった下がったで一喜一憂するような、グラフとの戦いは無縁。まさに新時代の貯蓄の形ではないでしょうか。
それに、「あの太陽光発電所を建てるのにお金を出したんだ」と思えるのはちょっとした優越感かも、、、?



時代が変わり、経済が変化することで「お金は銀行に預けるもの」という価値観も、もはや変えないといけない時代なのかもしれませんね。


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