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クラウドファンディングを徹底解説② ~購入型クラウドファンディング~ | MAMAPLUSマネー

クラウドファンディングを徹底解説② ~購入型クラウドファンディング~

「購入型クラウドファンディング」の魅力は先行販売

「購入型クラウドファンディング」は、ある品物を生産するための十分な資金のない支援者が資金提供と購入を希望する支援者を集めるためのクラウドファンディングです。
つまり購入型クラウドファンディングでは、支援するとプロジェクトで製作する製品が見返りでもらえるのです。

多くの場合、宣伝などのマーケティングの費用の節約ができる点、また、開発当初であることから不具合発生のリスクがある点などから、市場での販売予定価格よりも数割安い、おトクな価格設定になっています。

しかし、支援しても購入できず、プロジェクトが不成立となる場合もあります。
「オール・オア・ナッシング(All-or-Nothing)」方式をとるプロジェクトでは、支援金が目標額に達しない場合、支援金は支援者に返金となり、製品化は行われないのです。

これに対して「オール・イン(All-In)」方式のプロジェクトでは、目標額に達しなくても支援金は起案者に渡されますが、同時に、起案者は支援者に対して何らかの見返りで応じなければなりません。
「リターン(見返り)」に製品が設定されている支援であれば、製品を手に入れられるのです。

クラウドファンディングの方式や支援金の集まり具合を参考に良いプロジェクトを選べば、おトクな金額で人気の製品を、他の人たちよりも先に手に入れられるのが購入型クラウドファンディングの魅力です。

購入型クラウドファンディングの例

購入型クラウドファンディングは、新しいコンセプトやアイディアの製品化や、海外ですでに販売されている製品の日本国内進出のために用いられることが多いです。
また、一風変わったところでは、自治体が地域活性のためにプロジェクトを推進した例もあります。

2016年11月に温泉地として有名な別府市の市長が温泉と遊園地を融合させた「湯~園地」のイメージ動画をYoutubeに公開し「動画再生回数が100万回超で実現させる」と宣言。
なんと再生回数を達成したため、市税を使わずクラウドファンディングによって「湯~園地計画」実現のため支援を募りました。

どうせやるならやりすぎたい!温泉×遊園地=前代未聞の”湯~園地”を別府に実現!!|CAMPFIRE

そして、こちらも目標額を達成。
リターンの異なる支援がいくつかありましたが、「湯~園地」の入園券を選択した支援者は、入園チケットを入手できました。

湯~園地計画 spamusement park project -極楽地獄別府

入園チケットには限定数が設けられていて、イベントも期間限定でした。
プロジェクトを支援した方々はイベントのチケットだけでなく特別な機会も購入できたことになりますね。

これまでご紹介してきたように、以上のように、寄付型・購入型クラウドファンディングは、支援することそれ自体や製品などの見返りを得るクラウドファンディングでした。
次回は「投資型クラウドファンディング」についてご紹介します。

こちらの記事もご参考ください:
クラウドファンディングの仕組みを解説!|CROWDPORT NEWS


1978年生まれ。超就職氷河期を生き延び、転勤族の妻として在宅ワークをスタート。 最近は、子供の教育資金確保と住宅ローン返済のため、マネーについて調べ考えています。 ママプラスマネーでは、暮らしを豊かにできるようなおトクなマネー情報をみなさんと学んでいきます。

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