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前回に引き続き、今回はクレジットカードのおトクな使い方をご紹介します。
ひと口にクレジットカードといっても、カード会社やブランドによって本当にさまざまな特徴を持つカードが発行されているのが現状です。
現金がない時でも買い物ができるクレジットカードは確かに便利ですが、使い方を間違えてしまうと大変危険なものにもなりかねません。
それぞれの特徴をしっかり理解したうえで、賢くおトクに使っていきましょう。
■クレジットカードを作るときは慎重に!
クレジットカードを新しく作るときは、ポイントカードよりもさらに慎重にそのカードの特徴を確認することが大切です。
クレジットカードを選ぶときのポイントは大きく分けて4つあります。
1.年会費
年会費はその名前からもわかるように、カードを使用するために毎年払わなければいけないお金のことです。
これは契約した最初の年(初年度)だけではなく、その後のルールについてもきちんと確認しておく必要があります。
例として、年会費が永年無料のもの、初年度のみ無料で2年目からは利用条件によって無料の場合と有料の場合が分かれるもの、初年度から年会費が発生するものなどに分かれています。
年会費の有無はそれぞれのサービスの充実度にも関わってくるので、コストパフォーマンスの面からもしっかりと確認しておくといいでしょう。
2.特典
ここでの特典とは、そのクレジットカードを持つことで得られるサービスのことです。
例えば、空港のチェックイン時などで当日の座席にかかわらずビジネスやファーストクラスの利用者と同等のサービスを受けられたり、ホテルの部屋の無料アップグレードやチェックイン時間の優遇サービスを受けられたりします。
カードによっては、利用を継続するとホテルの無料宿泊券がもらえるものもあるそうです。
旅行や出張の多いご家族がいる場合は特に注目しておきたい部分ですね。
3.保険
クレジットカードの中には、保険や補償が付いているものも多くあります。
例えば、海外旅行や国内旅行での傷害保険やネット上で不正に使用された場合の損害補償、ショッピングでのトラブルに対応するための保険などがあります。
身近なものだと、携帯電話の全損、紛失時に最大10万円まで補償してくれるクレジットカードも発行されているようです。
クレジットカードで買い物をするのは、大きい金額がかかわってくる場合が多いと思います。
こちらをきちんと確認しておくことで、万が一の時に安心して対応することが出来るでしょう。
4.ポイント還元率
還元率とは、使った額に対してどれくらいのポイントが貯まるのかを知る目安になるものです。
少し極端な例を挙げると、同じ1万円の買い物をした場合、還元率10パーセントのカードと還元率1%のカードでは900ポイントもの差が生まれます。
使う金額が大きくなるほどこの差は大きくなっていきますので、たかが数パーセントと思わずにしっかりと確認しておくことが大切です。
カードによっては、特定の店舗を利用することで還元率が上がるものもありますので注意しておきましょう。
ここに挙げたポイントをもとに自分に合ったカードを見つけることが、おトクにクレジットカードを使う第一歩です。
クレジットカードのサービスを比較しているサイトもたくさんありますので、よく確認して納得のいくカードを見つけてみてください。
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