働き方改革の影響で退社の早まった既婚・子持ち男性が、家事・育児のために早く帰宅するのではなく、息抜きのために街で過ごす「フラリーマン現象」が起こっています。そんな現状を踏まえ、「イクメンと働きママが、幸せになれる家」として仕事後にパパが早く帰りたくなるような家作りを目指したそうです。
では、どんな工夫がなされているのでしょうか?
イクメン認定住宅には屋根裏部屋や階段下収納などの空きスペースがあります。用途の決まった、あるいはだれのものか決まった部屋はわくわく感に欠けるもの。こっそり秘密の部屋にこもるのは、子どもだけでなく大人も楽しめそうですよね。わざわざ外出しなくても楽しみのある家なんて、魅力的ですね。
広めのお風呂は、仕事の汗を流して一人でゆったりするのにも家族とはしゃぎながら入るのにもいいですよね。さらに、育児や家事の捗る収納やキッチンなども備えています。頑張らなくてもイクメンとして過ごせてしまい、家族と自然に信頼し合えたら、家での時間がさらに特別で大切なものになりそうです。
一般社団法人イクメンコンサルタント協会の認定する、トヨタホーム近畿の「イクメン認定住宅」はまだ販売開始したばかりでお近くで見ることは難しいかもしれません。しかし、家を選ぶに当たっては、やはり内部をしっかりと見て、家の構造から住み心地を具体的にイメージしたいですよね。
実は、トヨタホーム近畿は近畿地方にモデルハウスを6邸も持っています。実際の一戸建てで、2LDK、3LDK、4LDKとサイズも各種取りそろえており、家具などもすべて完備。本当の「家」と同じように作られています。
参考:トヨタホームの宿泊体験(無料)|トヨタホーム近畿
そして、このモデルハウス、なんと宿泊することができるんです!
1泊の宿泊で住まいの隅々までチェックすることができるのに、費用は無料。家づくりはとても高い買い物ですが、だからといって「トヨタホームで建てた」という方を見つけて、さらに頼んで宿泊させてもらうなんて気が引けますよね。もちろん住宅展示場という選択肢もありますが、内部を見て回ることができても、夜間に外から聞こえる音や水回りなどの使いやすさなどをチェックするのは難しいもの。1泊宿泊することで、展示場の係員の存在を気にすることなく、家族だけで冷静に物件を評価できるなんて、これほどおトクなことはありません。
家族での暮らしを考えた上で住まいについてよく知って、家族それぞれの暮らしよさを追究するのはとても大切です。お近くにお住まいならぜひ試してみてはいかがでしょうか?
こちらの記事もご参考ください:
トヨタホーム近畿、業界初の「イクメンと働きママの家」販売 |JCASTトレンド
最近、SNSで話題になった「結婚新生活支援事業」をご存じですか? 結婚すると新生活を始めるために新居の敷金・礼金や家具・家電にお金がかかりますよね。結婚資金が貯まるまで結婚に踏み切れないでいると、結婚年齢だけでなく出産年齢も高くなってしまいがちです。2人、3人と続けて産むのをためらってしまう場合もありえます。
このような、少子化傾向を高めかねない現状への対策として政府が設けたのが「結婚新生活支援事業」です。新居の取得または賃貸の費用、引越し費用を1世帯辺りなんと上限30万円まで補助するというもの! 家計にうれしい制度なんです!
結婚新生活支援を受けられるのは以下の条件に合う世帯です。
※奨学金を返還している世帯は奨学金の年間返済額を世帯所得から控除できます
※自治体によっては住居について「新耐震基準に適合しているか」「最低居住面積水準か」「婚姻を機に平成30年4月1日以降に夫婦のいずれかが市内へ転入していること」などの条件を設けています。
特に学校を卒業したばかり、あるいは目的のために頑張っているところで、これから収入を伸ばしていきたいというような若いご夫婦の家計を応援してくれるんですね。
平成30年4月1日~平成31年2月28日に支払った住居費・引越し費用が補助の対象となります。申請したい方は、自治体の窓口に必要書類を提出します。
審査の後、補助金交付の対象となると確認されたら「補助金交付決定通知書」「補助金額確定通知書」が送付されます。これを受けて再度自治体の窓口で補助金の請求と振り込み先の銀行口座を登録すると、口座に補助金が振り込まれる、という流れになります。
ちょっと面倒ではありますが、最大30万円もおトクになるのであれば、やっておきたいですよね。
お住まいの自治体のものを確認するのが一番ですが、ざっと概要を知りたいなら、こちらの千葉市の例を参考にしてみてはいかがでしょうか?
ただ、この制度、お住まいの都道府県・市区町村で利用できるとは限らないことにも注意が必要です(参考1)。例えば都心部の多くは含まれておらず、東京都では対象となっている自治体がありません。
なぜこのような条件が設けられているのかといえば、都心と地方との賃金格差が考慮されているためですね。しかし、すべてとはいわないまでも、地方都市では人口が減少する一方、高齢化が進む傾向にあります。正直なところ、「若い世代の少ない街よりは、人口が増え、活気と雇用のあふれる街で子育てしたい」という人は少なくないのでは?
そこで、住民の出産による自然増ではなく、引越しによる転入による社会増で人口が増えている都道府県(参考2)から、結婚新生活支援を受けられるおトクな市区町村をピックアップしてみました。
さらに、人口に勢いのある「人口10万人超の自治体」という条件で絞り込んでみたのがこちら。
埼玉県鴻巣市のJR鴻巣駅、千葉県野田市の東武野田市駅からJR東京駅までは約1時間。千葉県千葉市は政令指定都市、業務核都市です。京葉工業地域の一部や、商業施設の集まる幕張新都心を抱えています。千葉県佐倉市はJR佐倉駅からJR東京駅まで約1時間、JR千葉駅までは約20分という、絶好のベッドタウンです。
わざわざ転入したいと思う街は、雇用の機会が多かったり都心部への移動のしやすい、活気のある街であることが多いです。人が多く集まることで、買い物や教育のインフラは充実していきます。家計がおトクになるだけでなく、長い目で見ても有望なら、これほどうれしいことはありません!
各自治体で結婚新生活支援事業の予算は異なります。予算の上限に達した時点で申請が断られることもあるそうです。該当される方はお早めにチェックしてみてくださいね。以下のリンクから、結婚新生活支援の受けられる自治体が確認できますよ。
内閣府 「地域少子化対策重点推進交付金(結婚新生活支援事業) 交付決定状況」 [PDF形式]
こちらの記事も合わせてご覧ください:
「結婚新生活支援事業」ってなに? 国が新婚さんに30万円、でも「制限多すぎ」の声も|JCASTトレンド
参考)
1:内閣府 「地域少子化対策重点推進交付金(結婚新生活支援事業)交付決定状況(H30.8.21現在)」[PDF形式]
3:埼玉県鴻巣市 「人口・世帯数(平成30年)」(平成30年8月1日現在)
4:千葉県千葉市 「千葉市の人口データ(平成30年8月1日現在)」
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