株や投資信託といった金融商品の中に、近年新たに「ロボアドバイザー」という言葉を聞く機会が増えてきました。
「ロボアドバイザー」こと「ロボアド」は、人工知能であるAIが資産運用や投資のアドバイスをしてくれるサービスです。
「たくさんある金融商品の中から自分にあったものを選ぶのはむずかしい」「仕事や家事。育児で忙しく銘柄について勉強する時間がない」という方には、特におすすめ。
年齢や年収など、いくつかの質問に答えたあと、AIがその人の考えているリスク許容度などからぴったりの運用モデルを提案してくれます。
そして内容が決まったら口座開設。
ここからがさらに大変なのでは・・・?と思うでしょうが、ロボアドでは、自分で運用をするか、投資をロボアドに一任するかを選ぶことができます。これなら忙しいママや今はまだ知識がないママでも安心して始められそうですね。
もう昔のように金利が高い時代ではないので、お給料が入ったら貯金!ではなく投資することが、今後の私たちの生活で当たり前になってくるのかもしれません。
ロボアドについてのメリット・デメリットや、おすすめの会社のロボアドなど、金融のプロによる詳しいお話はこちらからご覧いただけます。
]]>今回は、もうひとつの例として、楽天の「楽天スーパーポイント」を利用した投資の特徴と投資の内容を取り上げます。
「楽天スーパーポイント」は、楽天市場や楽天関連サービスでの支払い額に応じて楽天を利用される方に還元されるポイントです。
などの条件によって、楽天スーパーポイントの還元率は1倍~10倍などで変化します。
支払い額を増やさずに楽天スーパーポイントを増やすには、上に挙げたポイントに注目する方法をとります。
しかし、購入に寄らずポイントを増やす方法もあります。その一つがポイントの運用です。
楽天ポイントクラブでの「楽天ポイント運用」では、楽天スーパーポイントから100ポイント単位で運用ポイントに回すことができます。(通常ポイントのみ運用可能。期間限定ポイントは運用できません。)
コースは以下の2つです。
最初にどちらかのコースを選択する必要がありますが、前回ご紹介したdポイント投資と異なり、後から運用するコースを追加できます。
楽天ポイント運用で増えた運用ポイントは、通常のポイントへ引き出すこともできます。
逆に、通常ポイントから運用ポイントへ追加することもできますよ。
1回の追加の上限は30,000ポイント(ダイヤモンド会員で50万ポイント)で、ポイントの利用上限は1カ月につき10万ポイント(ダイヤモンド会員で50万ポイント)。かなり大きな額の運用・利用ができるのが特徴です。
実は、楽天では、楽天ポイントクラブ内のポイント運用とは別に、楽天グループ内の楽天証券で利用できるポイント投資の仕組みも提供しています。
この仕組みは楽天証券の口座をお持ちの方が利用できる「ポイント投資」です。
楽天証券のポイント投資では「楽天スーパーポイント」と「楽天証券ポイント」を利用します。
1ポイント1円換算で楽天証券の投資信託商品を購入できるのです。
投資信託は以下のような分類を参考に選んでいきます。
1回の注文ごとに購入金額を決める「通常注文」のほかに、毎月一定額を自動で注文する「積立注文」も選択できます。
投資信託で特定のファンドに投資すると、その運用で得られた利益が分配金として還元されます。
分配金の扱いにもコースがあり、
の2つのいずれかを選択します。
つまり、楽天ポイントクラブの「ポイント運用」ではポイントを増やすのが目的でしたが、楽天証券の「ポイント投資」では現金を増やすのが目的となるわけです。
株式投資の経験がない方だと、投資信託もイメージがわきにくいもの。
その状態で証券口座を開設するのは、ちょっとハードルが高く感じますよね!
そこで、投資が初めてで楽天のサービスをよく利用する方には、まず楽天ポイント運用からスタートすることをおすすめします。
株式関連ニュースと日々変化する楽天・インデックス・バランス・ファンドの値動きとを比較しながら、投資とはどのようなものかイメージをつかんでいきましょう。
並行して、証券会社や投資信託の仕組みについて、楽天証券ほか各証券会社の初心者向けの解説ページで学んでいき、税金やリスクなどについても理解してから、証券口座を開設してポイント投資を始めたほうが、より主体的に投資していけますよ。
以上、3回に渡って、ポイント投資についてご紹介してきました。
ポイントを増やす「ポイント運用型」と、証券口座の投資に回して現金を増やす「現金運用型」のうち、前者は初心者にも挑戦しやすい投資です。
「投資に興味があるけれど、証券口座はまだない」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
※こちらの記事もご参考ください:
ポイント投資サービスが続々登場 厳選5社を比較・解説|マネーポストWEB
「ポイント投資」のサービス比較やメリット、始め方をわかりやすく解説! カードのポイントなどを運用できる「ポイント投資」はコストや運用商品で選べ!|ダイヤモンド・ザイ オンライン
ポイント運用スタートガイド|楽天ポイントクラブ
ポイントで投資しよう!|楽天証券
投資信託ポイント投資サービス!|楽天証券
dポイントは、NTTドコモの携帯電話等の通信料の支払いによって各々の「dアカウント」に付与されるポイントです。
ドコモのユーザーは、dアカウントに貯まっているdポイントを投資用に振り分けて投資できます。
投資のスタートは100ポイントから。ごく小さいポイントからトライできますよ!
通常、投資信託を行うためには、証券会社に口座を開設しなければなりません。
しかし、dポイント投資では、口座開設せずに投資信託を行えます。
口座を開設しないため、口座維持手数料などの年会費・手数料の支払いは不要です。
dポイント投資はポイント運用型のポイント投資です。そのため、自己資金を直接運用に回すことができません。
これは逆にいえば、実際の資金ではなくポイントが増減するだけで、自己資金を温存したまま運用ができるということ。
株取引では信用取引など大きな損失につながる恐れのある運用方法もあります。
他方、dポイントのポイント投資は、あくまで模擬的な運用の場。
資産運用になじみのない方でも、お手軽&おトクにお試しできるのです。
投資信託には2種類のコースが用意されています。
2つのコースの両方に分散して投資することはできず、どちらか一つを選ぶ必要があります。
しかし、スタートしてからの変更もできます。
運用の状況は土日祝日を除く、毎日17:00に1回だけ更新されます。この結果を受けて、運用の方向性について検討しましょう。
なお、dポイント投資は、リアルタイムでポイントの追加と引き出しが可能です。
追加は原則、1日に2,000ポイントまで。引き出しは全ポイントでもOKです。
ニュースや新聞の内容と、ポイントの変動とを比較しながら、ポイント投資が参考にしている投資信託の価額の変動を学びましょう。
dポイントを追加したり引き出したりしつつ運用していくことで、投資の感覚をつかめるかも!
次回は、現金運用型のポイント投資の一例として、楽天ポイント投資の特徴と内容をご紹介します。
※こちらもご参考ください:
ポイント投資サービスが続々登場 厳選5社を比較・解説|マネーポストWEB
「ポイント投資」のサービス比較やメリット、始め方をわかりやすく解説! カードのポイントなどを運用できる「ポイント投資」はコストや運用商品で選べ!|ダイヤモンド・ザイ オンライン
ドコモの「dポイント投資」、利用者が40万人超 (2019/2/25 12:00)|日本経済新聞
ポイント投資|docomo
例えば、携帯電話料金を支払うごとに貯まっていくポイント、またクレジットカードや買い物サイトを利用する度に付与されるポイントがありますよね。
原則として100円購入するごとに1ポイントなど、支払ったお金に対して1%の割合で還元されるものが多いです。
この還元されたポイントを、
を使って増やしていくのが、ポイント投資の目的です。
運用して増やしたポイントは、一定の条件に従って元のアカウントに戻せます。
戻したポイントは、各社の提供しているオンラインショッピングサイトなどでの支払いで、現金の代わりに利用できます。
本来は増えるはずのなかったポイントを増やすこともできるのですから、おトクですよね!
また、手軽に投資経験を積める点もメリットです。
株式や投資信託で資産運用するには、証券会社に口座を開設し、銀行口座から証券口座にお金を移動させて、自分で情報収集をしながら特定の株式会社や投資信託に投資していかねばなりません。さらに、源泉徴収の有無によっては確定申告も必要になります。
この点、ポイント投資では各社のアカウントでポイントを貯めるだけでよいので、難しい手続きを踏まずに投資にチャレンジしていけるのです。
以上、ポイント投資の種類と特徴について概要をご紹介いたしました。
初めての投資の場合、わかってくるまでは時間がかかるもの。株式投資や投資信託になじみのなかった方は、この機会にポイント投資を体験してみてはいかがでしょうか?
次回は、携帯電話の事業者で最も高いシェアを締めていて、みなさんもよくご存じのNTTドコモの提供する「dポイント投資」をご紹介します。
※こちらもご参考ください:
ポイント投資サービスが続々登場 厳選5社を比較・解説|マネーポストWEB
「ポイント投資」のサービス比較やメリット、始め方をわかりやすく解説! カードのポイントなどを運用できる「ポイント投資」はコストや運用商品で選べ!|ダイヤモンド・ザイ オンライン
フリーランスとしてやっていくには、アウトソーシングサービスを利用したり法人化して専任者を配置したりしない限り、メイン業務以外の事務処理まで自分で一手に引き受けなければなりません。会社勤務だと総務の方が引き受けてくれていたような年金・退職金について、自分で手続きする必要が出てきます。
そこで必要になるのが、週末だけの副業に留まらず、会社勤務を止めて開業し自営業を営む前に、個人事業主や法人経営者となった場合に利用できる年金と退職金の制度のバリエーションを理解しておくことです。
2018年であっても「公的年金の支給開始年齢を68歳へ引き上げる」とか「70歳以上での支給にするか選択制にする」といった議論がなされました。自分の老後の資産形成のために、年金等について何をすべきか、ぜひ今から確認していきましょう。
終身雇用が崩壊し、退職金制度のない企業が増えています。
しかし一方で、フリーランスには退職金を受け取る方法があります。中小企業基盤整備機構が運用する「小規模企業共済」に加入するのです。
【小規模企業共済のメリット】
・確定申告で掛け金全額が課税対象所得から控除される。
・節税できておトク。
【小規模企業共済のデメリット】
・個人事業主として開業したり、法人化して経営者となっていないと加入できない。
以上のようなメリット・デメリットはありますが、制度として知っておくだけでも今後のためになります。
詳しい内容は以下のサイトを確認してみてください。
小規模企業共済とは|中小企業基盤整備機構
「個人事業主として開業届を出していないけれど、老後のために資産運用したい」という方にはiDeCoがオススメです。
iDecoは、銀行・証券会社のような金融機関で専用口座を開設し、掛け金を納めて運用します。
【iDeCoのメリット】
・専業主婦/主夫でも積み立てできる。
・小規模企業共済と同じく、確定申告で積立金の全額が課税対象所得から控除される。こちらも節税できておトク。
・資産を投資で運用する方法であるNISAの運用益非課税期間は5年だが、iDeCoでは運用中~最長70歳まで継続する。
【iDecoのデメリット】
・企業年金の有無や職業などにより、積立金額に上限がある。
・毎月金利の見直しがあるので、思ったように資産が増えない場合がある。
・元本変動型の商品では、積み立てた金額が減ってしまう場合がある。
・元本確保型の商品でも、中途解約すると元本割れに繋がる場合がある。
・60歳になるまで資金を引き揚げられない。
・金融機関によって手数料や運用可能な商品が異なる。
以上のように、iDecoの場合は選ぶ商品や金融機関によって得られる効果が変わってしまう可能性があります。
こちらも詳しくは以下のサイトをご確認くださいね。
iDeCo(個人型確定拠出年金)の概要|厚生労働省
このほかにもフリーランスにおすすめの制度として、民間の個人年金保険や生命保険、公的年金の国民年金保険料に上乗せする付加年金、会社員の厚生年金に相当する部分として国民年金に上乗せする国民年金基金などがあります。
フリーランスは自分で判断し実行していくスタイルの働き方、ライフスタイルです。独立して働きたいという方なら、老後の資金運用も自分の才覚でやっていくこともできるかもしれません。反面、上手くいかなくてもその結果を背負っていく覚悟も必要です。ぜひ慎重に検討してみてくださいね。
※こちらの記事もご参考ください:
どうする?自営業、フリー、派遣の老後準備|All Aboutマネー
年金支給開始年齢、一律引き上げ「考えず」 70歳超の選択制を推進|日本経済新聞
]]>ミレニアル世代とは1980年代~2000年代初頭に生まれた世代で、インターネットやSNS・スマートフォンに触れて育ち、情報リテラシーに優れていると言われている世代のことです。現在25歳~38歳の皆さんが当てはまることになりますね。
そしてこの世代は、貯金が他の世代よりも多いと言われているそうです。
そんなミレニアル世代のお金についてを調査したマクロミルのアンケート結果が出ています。
ジェネレーションZ(15〜24歳)
ジェネレーションY(25〜38歳)※ミレニアル世代
ジェネレーションX(39〜53歳)
このように3つの世代に分類して行った調査によると、
お金の使い道としてよく消費する項目順では、3位に入る「投資・貯金」がミレニアル世代が他の世代より15ポイント多いことが最大の特徴だったとか。
更に、「投資・貯金」の中でも貯金をしている人が過半数にのぼり、圧倒的に高い割合になっています。
こちらの貯金、ひと月当たりでは25,996円が平均値となっているそうです。
現実的で堅実な世代、ということでしょうか。
投資へ興味を持っている人の割合も他の世代より高くなっているようです。
ちなみにこちらの調査では、SNSの情報が購買行動に与える影響についても聞いていまして、ミレニアル世代の実に51%が買い物時にSNSの情報に影響を受けていて、その半数強が「Instagram」に最も強く影響を受けていると回答しているんだとか!
確かに、私自身もInstagramは投稿するだけでなく、ハッシュタグからハッシュタグへとネットサーフィンのように情報をひろっては、良さそうな収納アイディアや掃除用品などを購入してみることがよくあります。
そんなどっぷりミレニアル世代、同世代を見習って貯金もしっかりしていかなければ…!
]]>資産運用の方法はいくつもありますが、そのやり方について学びながら、まずは月々の家計を見直し、資産運用に向けて資産を増やしておく必要があります。
そして少しでも老後への不安を軽減させていきたいですね。
詳しくはこちらから
]]>でも、今まで貯金できてこなかったから何からはじめたらいいのかわからなかったり、世の中の貯金に関する情報が溢れすぎていてどれをしたらいいか迷ったりするママもいるでしょう。
今回そんな貯金初心者のために、たった2つのことをまず行うといいという記事を見つけました!
(2)お金を計画的に使う
(2)つかわずに残ったお金は逃さない
たったこれだけです。
しかし、意外と出来てない人もいるのではないですか?
必要なものに計画的にお金を使って無駄づかいをしない。
本当に必要か買う前によく考える。
本当に欲しい場合は計画を立ててお金をためて買うなどができるようになる。
それだけで、実はお金は手元に残ります。
そして、使わずに余ったお金の預け先は、そのまま給料口座にしておくと使いたくなってしまいますので、他の場所に避難させてあげましょう。預け先の理想は投資信託などがありますが、初心者にはまだまだ難しいです。
今の段階では「とりあえず定期預金」でいいでしょう。
計画的に使って余ったお金を定期預金に入れるといいましたが、もっと着実に成功させる秘策があります。
順序を逆にするのです。
毎月貯める金額を先に決めておき、定期預金の積立日を給料日直後に設定してしまうと、給料が振り込まれている口座には「今月つかっていい金額」しか入っていないことになります。
そうすれば、この金額でやりくりするようになります。
毎月お金が貯められるようになってきた人は、さらに次の段階、資産運用を選択肢に入れてください。
収入が少ない、今後の収入にも不安があるという人は、まず毎月決めた金額を貯蓄していくこと。順調に貯められるようになったり、貯蓄に余裕が生まれたら、毎月貯蓄している金額の一部を投資信託へ積立にしてみましょう。
詳しい概要は下記のURLより
ゼロから始める貯金の話。まずやるべき2つのこと|All Aboutマネー
前のページでは、税制上の優遇はiDeCo、いつでも引き出せるのはつみたてNISAというお話をしました。さらにつみたてNISAとiDeCoの細かな特徴を理解して、それぞれの家庭の場合に照らし合わせて考えていきましょう。
〇節税になる方がいい?
iDeCoは運用で得られた利益が非課税なのに加えて、積み立てた掛け金の金額分からも所得税や住民税の控除が受けられます。つみたてNISAは運用益だけが非課税です。たくさん積み立てて所得税を納めている方の場合、税制上おトクなのはiDeCoですが、所得のない専業主婦であれば所得税の控除ができることへの利点はありません。
〇長く運用したい?
つみたてNISAは運用できる期間が最長20年とされています。iDeCoは60歳の満期まで投資を続けられます。
〇月々の支出を少額にしたい?
つみたてNISAは最低100円から積み立てることができます。iDeCoは5000円からです。どちらも掛け金に上限があります。つみたてNISAは年間40万円までですが、iDeCoは職業によって上限が違います。
〇リスクは少なめにしたい?
投資信託にはもちろん資産が減る可能性があります。資産を増やさなくてもいいから元本割れのリスクを避けたい場合でも、iDeCoなら可能です。投資先として定期預金や保険商品を選ぶことができるので、コツコツと少額ずつ貯めて確実な老後資金を確保することができます。つみたてNISAは預金や保険への利用ができず、国が選んだ投資信託のみ選ぶことができます。
〇老後や、子どもの将来の不安をなくす対策をしておこう
貴重な子ども時代には、できる限り豊かな経験を積んでもらいたいですね。家族行事でも、お金をかけずに楽しめることを増やすことは大切ですが、今の時代、お金をかけないと経験できないことも多くあると思います。使ったお金を後悔したくないし、子どもの前でケチケチせずに穏やかに過ごしたいものです。毎月一定額をコツコツ貯めることで、日々の予算に余裕をもって組み立てることができるかもしれません。
もちろん、つみたてNISAとiDeCoを併用することも可能です。iDeCoでは老後資金を貯め、つみたてNISAを運用しながら必要な時に売却してお金を使うことができます。我が家では、老後の資金を貯めるために私の「個人年金」としてiDeCoが適切だと考えています。さらに困ったときいつでも出せる資産運用としては、「AI」に関心のある夫婦の志向が影響して、税制上の優遇よりもロボアドバイザーが利用できる他の運用方法についても検討しています。