結婚すると「扶養に入る」という言葉を聞くことがあります。
扶養に入ると仕事をセーブしないといけない、103万の壁、などよく聞くかもしれませんが、扶養に入ったことでどのようなことが起きるのか完璧に説明できる人は決して多くないのではないでしょうか。
今回はその「扶養」についてのお話です。
扶養に入ることで、扶養手当や扶養控除を受けられたり、保険料を支払わずとも配偶者の会社の保険に入ったりすることができます。
その代わりに、扶養に入る条件として年間収入の制限があり、共働きの家庭では扶養に入るか外れるかの選択に迫られることもあります。
「扶養」の中でも違いがわかりにくいのが「扶養手当」と「扶養控除」。
まず「扶養手当」は、各会社が定めるもので、中小企業などでは支給しない会社も少なくはありません。
「手当」という名の通り、会社から給与と一緒に支給される給料の一種で、家庭にとって貴重な収入のひとつです。
次に「扶養控除」は、国が定めるものなので会社によって条件や内容が異なることはありません。
16歳以上の扶養親族の有無により、所得税の計算において税金の支払額を差し引いてくれるものです。
扶養手当は、国が定めているものでないことから、近年の働き方改革により取りやめる企業も出てきているとのことです。
今のうちから扶養について基本知識を学び直しておくのがいいかもしれません。
詳しくはこちらからご覧いただけます。
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