この季節、ママさんたちの会話によく上るテーマのひとつに保育園問題があります。
申込みの結果次第でその後の人生を大きく左右されてしまう、というママさんがいまだに数多くいるのが現状です。
しかし預け先に困っているとはいえ、出来る限り質のいい保育を受けさせたいというのがママさんたちの本音ですよね。
そんな中、千葉県松戸市がはじめた「松戸手当」という制度がSNS上で話題となりました。
「松戸手当」は、松戸市内で働く保育士さんを対象とした制度で、勤務先からの給与とは別に、松戸市からも手当が支給されるというものです。
手当の額は勤務年数によって異なるそうですが、最低でも月に45,000円、最大ではなんと月に72,000円も支給されるといいます。
さらに、新卒保育士さん向けの家賃補助や保育士さん自身のお子さんに対するサポート、勤続年数によっては市長からの表彰と記念品の贈呈まで受けられるそうです。
松戸市の担当者によると、近隣の自治体が競うように補助制度を確立するなか、保育士が他の自治体に流れてしまうのではないかという危機感からこの制度が生まれたとのこと。
制度は始まったばかりなので具体的な成果はまだ出ていないそうですが、現時点では好意的な意見が多く寄せられているそうです。
私たち保護者が安心して子どもたちの保育をお願いするためにも、まずは保育士さん自身が安心して働ける環境を作ることが大切です。
松戸市では、これから保育士を目指したいという方向けのサポートも充実させています。
子どもを育てながら当たり前に働ける社会への第一歩として、この取り組みの成功を祈るばかりです。
「松戸手当」についてさらに詳しい記事は、こちらです。
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