働き方改革と言葉はニュースなどでも耳にすることが多いこの改革、実際のところどんな状況になっているのでしょうか?
改革への取り組み状況
9月14日、帝国データバンクが、全国の企業を対象に働き方改革について実施した調査の結果を発表しています。
63.1%の企業が取り組みに前向きな姿勢を見せているようです。
働き方改革に取り組む目的としては従業員のモチベーション向上が最も多く、その具体的内容としては「長時間労働の是正」「休日取得の推進」などがあげられ、実際に取り組んで効果のある項目としてもこれらの労働時間関連の項目があげられています。
従業員の側から見ると・・・
従業員目線の調査結果については、7月にマクロミルが発表しています。
きっと皆さんのほとんどはこちらの立場の方ではないかと思いますので、気になるところですよね!
勤務先で実施されている取り組みで該当するものを聞いたところ、「有給休暇取得の推進」が最も多かった一方、いずれも取り組んでいないとする回答が32%にのぼりました。
続いて、長時間労働の見直しに取り組む企業に勤める308名に、どのような変化があったのか聞くと、プラス面では「家族と過ごす時間が増えた」が最も多く、「休養が十分とれるようになった」「趣味や習い事をする時間が増えた」などの回答が多かったようです。
その一方で、「何も変わっていない」や「給与が下がった」といったマイナスの意見も残念ながら見受けられました。
働き方改革に前向きな企業は多く、主に長時間労働の是正などを中心に改革に取り組む動きが見られます。
しかし、従業員から見るとプラス面ばかりではなくマイナス面についても実感しているようで、改革はまだまだ道半ばといったところでしょうか。
皆さんや、周りのご家族・ご友人はどのように感じていらっしゃるでしょうか?
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