低金利が当たり前の今の時代、「資産運用」という言葉が広く聞かれるようになってきました。貯金しかしたことのない方はリスクや手間といったデメリットが気になってなかなか一歩を踏み出せないかもしれません。そこで、こまめに管理したり何か手続きを踏まなくても比較的簡単に資産運用ができる初心者向けの「iDeCo」「NISA」「つみたてNISA」の3つについて、特徴や違いを知ってみませんか?
NISAは「少額投資非課税制度」といって、このあと紹介する2つにも言えることですが、運用していく中で利益が入っても税金がかからなくなる仕組みです。実際に制度が開始されてから4年、メディアでもよく取り上げられてきたので多くの方が知っている、もしくは利用したことがあるのではないでしょうか。非課税期間が5年と運用期間は短めですが、年間120万円まで投資でき、あらゆる種類の運用方法に適応され、株式投資も可能なのでわりと自由のきく仕組みだといえます。
iDeCo(イデコ)は「個人型確定拠出年金」という名称で、名前の通り年金なので他の2つと違って、原則60歳まで引き出すことができないというのが大きな特徴です。保険商品や定期預金、投資信託など比較的なんでも利用できますが、株式投資だけはできないようです。また、他の2つと違って、お金を出す(=拠出する)時に所得控除の対象になるので非課税、というのも大きなメリットです。
つみたてNISAは、2018年1月からはじまったもので、年間の限度額は40万円、非課税期間は20年です。つまり他と比べると、「iDeCoの積立額の上限よりももっと積み立てたい」という方や、「NISAの非課税期間である5年以上運用を続けたい」という方にはぴったりです。ただし、なんでも適用されるわけではなく、政府が提示した条件を満たした商品に限られているようです。とはいえ、簡単にいえばコツコツ積み立てをして、20年経たなくてもいつでも現金化できる仕組みなので初心者でも始めやすいです。これは子供の将来に向けた貯蓄としてもつかえそうですよね。
少しはそれぞれの特徴や違いがおわかりいただけましたか?これら3つのもっと詳しい解説はこちらからご覧いただけますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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