〇家計簿にコツがいるなら習得したい!
無駄遣いをしているつもりはないのに、どうしたことか支出が多く、お金が貯まらないという悩みはありませんか?
我が家ではマネーフォワードという家計簿アプリを利用して、収支を細かく記録しています。使用方法も簡単で、夫婦で共有して記録することができます。いつ誰が何にいくら使ったのか、誰の財布にいくら入っているのか、総資産は今いくらなのか等、お金の所在と動きがよく分かるアプリです。
しかしどうやら、細かく家計簿をつけてお金の動きが把握できていても、お金が貯まるわけではないようです。支出を減らすために、何に無駄遣いをしたのか?を考えながら各項目を見つめますが、どれもこれも必要だった支出のように感じてお手上げ状態。そこで、「1日1行!2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿」という本の著者でブロガーのあきさんの記事「貯金ができない人は家計簿のコツを知らない」に詳しく書かれている、家計簿はだたつければいいわけでなく、コツがいるんだよというお話を参考にして、節約できる家計簿づくりについて考えてみました。
〇外食は「食費」ではなく「娯楽費」に分類しよう
1円の違いをよく吟味して食材を購入する私たち節約ママにとって、食費の節約は日々の努力の積み重ねです。食費を前の月よりも数百円でも安く抑えられたなら大成功ですよね。外食を「食費」に分類して記録していると、一度の外食でその月の食費が跳ね上がってしまいます。すると毎日コツコツと頑張ってきた節約の成果が分からなくなってしまいます。そうなれば節約の工夫を継続していくことも難しくなりそう。そこで外食を「食費」でなく「娯楽費」に分類するように決めます。家族行事としての外食と、食材を購入して家庭で調理した食事についてを区別することで、それぞれ個別に振り返ることができますね。
〇費目を明確化することで予算を立てることができる
家計簿のコツは費目をよく考えて作ることと、支出をどの費目に分類するかのルールを明らかにすることのようです。これらをしっかりと考えて毎月ブレないように記録することで、月末に振り返りやすくなるのですね。それぞれの費目で毎月いくらかかっているのかが分かってくれば、少しずつ支出を減らすために予算を立てることができるのだと思います。
〇我が家の場合「絵本は書籍費?娯楽費?」会議
1歳と3歳の子がいる我が家では、毎月2冊ずつ絵本が送られる「配本サービス」を利用しています。親が選んだわけではない絵本と出会えるこのサービスは、子どもの絵本の幅を広げ視野を広げる素晴らしいものだと考えています。
さて我が家では、このサービスの購入費として月々数千円ずつの支出があります。この支出をこれまで「書籍費」に入れていました。さらに、私や主人が趣味や勉強のために買う本や、本屋で子どもが選んで買った本も全て「書籍費」に分類していました。節約できる家計簿のコツである「費目をよく考える」「分類のルール」を参考にして、記録の仕方を考え直してみました。「毎月必ず必要な支出」として、配本サービスの支出を「教育費(書籍費)」としました。「あれば嬉しい支出」として、ふと見つけて本を買う支出を「娯楽費」に分類することにしました。今回、費目の分類について話し合ったことで、我が家では配本サービスの支出がどうしても減らすことができない大切なものだと自覚することができました。
費目をよく考えて分類のルールを明らかにすることは、子育てにおいて何を大切にしてお金を使うのかを考えることだと思います。
それぞれの家庭で大切にしたい考え方が違えば、費目の作り方もそれぞれ違うかもしれません。家族で話し合い、支出の価値を確かめながら、節約できる家計簿を作成していきたいですね。
「どうしても必要な支出」と「あれば嬉しい支出」の違いを意識して分類する癖をつけていくことが家計簿づくりには重要です。今月の支出額をもとにして来月の予算を立てて、毎月の収支を安定させながら減らせる支出を探っていくことができそうです。
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